オフィスでコーヒーを楽しむための「コーヒーカップ」の選び方・種類を解説|コーヒーラウンジ|ネスプレッソ プロフェッショナル | Coffee Lounge | Nespresso JP

Skip to content

Header

You are on the main content
  • Business Use

オフィスでコーヒーを楽しむための「コーヒーカップ」の選び方・種類を解説

2023/10
テーブルの上に置かれたコーヒーとネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「ジニアス」

オフィスでコーヒーを飲むときは、コーヒーカップは意識しないことが多いのではないでしょうか。プラスチック製・紙製など、使い捨てカップが使用されることが一般的です。

コーヒーカップには、大きさや形状が異なるさまざまな種類がありますが、実は理由があります。飲むコーヒーの種類や目的に合わせてコーヒーカップを選ぶことで、オフィスでコーヒーを飲む楽しみが増すはずです。

そこで本記事では、オフィスでコーヒーを楽しむためにぜひとも知っておきたい、自分に合うコーヒーカップの選び方と種類について解説します。

コーヒーカップの大きさ・形状が異なる理由とは?

ネスレネスプレッソのコーヒーと共にランチを楽しむ人

コーヒーカップ」と聞いたとき、どのような大きさ・形状のカップを思い浮かべるでしょうか。カフェやレストランでコーヒーを頼んだとき、コーヒーの種類や飲み方によってコーヒーカップが変わります。コーヒーカップにさまざまな大きさ・形状のものがあるのは、コーヒーの歴史が理由です。

コーヒーは世界各国で飲まれており、その飲み方は国や地域によって千差万別です。そのため、コーヒーの種類や飲み方に合わせて、多種多様なコーヒーカップが生まれました。コーヒーはイタリアやアメリカなど多くの国から日本に伝わり、その際にコーヒーの飲み方もそれぞれ伝わりました。そのため、コーヒーの種類に合わせてコーヒーカップを使い分けるようになったと考えられています。

コーヒーにはティーカップよりもコーヒーカップを選ぼう

「ティーカップでもコーヒーは飲めるのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。紅茶もコーヒーと同じように、カップを使って飲みます。コーヒーカップとティーカップは、どちらも持ち手がついている点では同じです。しかし、両者は以下の2つの点で大きく異なります。

  • 飲み口の広さ
  • 全体的な厚み

紅茶は沸騰したお湯で抽出するため、冷ましながら飲む必要があります。そのため、ティーカップは熱を逃がしやすいように、飲み口が広くて全体的に薄めの作りになりました。一方でコーヒーは少し低めの温度で淹れるため、厚みがあって飲み口の狭いものが使用されています。

つまり、コーヒーカップはコーヒーが美味しく飲めるように、最適に作られているということです。これからご紹介するコーヒーカップの種類を知り、コーヒーを飲むときはぜひコーヒーカップの選び方も意識してみましょう。

代表的なコーヒーカップの種類と特徴

テーブルの上に置かれたネスレネスプレッソのコーヒー

コーヒーカップには、大きい・小さいといったサイズや、縁の厚さ・形状の広がり方など、さまざまな種類のものがあります。まずは、代表的な7種類のコーヒーカップについて、適したコーヒーの種類や飲み方を確認しておきましょう。

  • レギュラーカップ|一般的なドリップコーヒー向きのカップ
  • エスプレッソカップ|エスプレッソをよく飲まれる方におすすめ
  • デミタスカップ|濃いコーヒーをじっくり堪能したい方に最適
  • カプチーノカップ|カプチーノに適した大きめのコーヒーカップ
  • マグカップ|ホットミルクやココア向きの大容量コーヒーカップ
  • カフェオレボウル|デスクスペースに余裕がある方におすすめ
  • タンブラー|ホット・アイスコーヒーを長時間楽しめる

レギュラーカップ|一般的なドリップコーヒー向きのカップ

「コーヒーカップ」と聞いてまず思い浮かべるのが、この「レギュラーカップ」ではないでしょうか。レギュラーカップはソーサーというお皿がセットになっており、飲食店舗では砂糖・ミルク・スプーンと一緒に提供されることが一般的です。

一般的なドリップコーヒーの目安分量に合わせて、レギュラーカップの容量は120~150ml前後となっています。飲みやすい容量なので、コーヒーが冷めないうちに味わいやすくなっていることも特徴です。ただし、底面が平坦なのでミルクなどが混ざりにくいことが欠点です。ちなみに、レギュラーカップは磁器製・陶器製が一般的ですが、一部ガラス製のものもあります。

エスプレッソカップ|エスプレッソをよく飲まれる方におすすめ

「エスプレッソカップ」は、エスプレッソを飲むためのコーヒーカップです。エスプレッソカップの容量は20~30mlもしくは45~60mlが一般的で、そのほかのコーヒーカップより容量が少なめです。エスプレッソがすぐに冷えてしまわないように、厚みのある作りになっています。

また、エスプレッソカップは底が丸くなっているため砂糖を混ぜやすく、水面に浮かぶきめ細やかな泡「クレマ」が立ちやすいことも特徴です。白い磁器製・陶器製のものが多いですが、エスプレッソ特有の3層が見えるガラス製も人気です。ただしエスプレッソ向きのカップなので、ほかの種類のコーヒーを飲むときはカップも変えるほうが良いでしょう。

デミタスカップ|濃いコーヒーをじっくり堪能したい方に最適

「デミタスカップ」は、エスプレッソ・ココア・トルココーヒーなど、濃いめのものを淹れるためのコーヒーカップです。一般的にはレギュラーカップと同じように、砂糖やミルクなどを入れるためのソーサーがセットになっています。

デミタスがフランス語で「半分のカップ」を意味するように、その容量はレギュラーカップの半分(60~90ml)になっています。エスプレッソが2杯分入るため、カプチーノやカフェラテを作るときにも便利です。ただし、ドリップコーヒーやカフェオレを大容量飲みたい場合には向いていません。

カプチーノカップ|カプチーノに適した大きめのコーヒーカップ

「カプチーノカップ」は、カプチーノやカフェラテを飲むときに使うコーヒーカップです。泡立てたミルクを加えることから、カップの容量は180ml前後と大きめです。ミルクを入れても温度が下がりにくいように、保温性を意識した厚めの作りになっています。

また、カプチーノカップには「ラテアート」を施すために飲み口が広がったものが多いため、オフィスでコーヒーを飲むときも楽しみが増すでしょう。ミルクが混ざりやすいので、レギュラーコーヒーにミルクを多めに入れる人にもおすすめです。ただし、カプチーノは比較的サイズが大きいので、デスクスペースが狭い場合は置きづらさを感じるかもしれません。

マグカップ|ホットミルクやココア向きの大容量コーヒーカップ

「マグカップ」は大きな持ち手がついていることや、容量が200~300mlと多いことが特徴です。ドリップコーヒーやアメリカンコーヒーなどをたくさん飲むときや、ホットミルク・ココア・スープなどコーヒー以外のさまざまな用途でもマグカップが活用されています。中身が冷えにくいよう厚めになっているため、温かいまま中身を長時間飲むことが可能です。

一方でマグカップは容量が大きく底が平坦なので、小容量でクレマが重要なエスプレッソなどには向いていません。

カフェオレボウル|デスクスペースに余裕がある方におすすめ

「カフェオレボウル」は、レギュラーコーヒーに牛乳を入れる「カフェオレ」のコーヒーカップです。持ち手がなくて両手でカップを持つことや、容量が200~250mlと多いことが特徴です。ちなみに、パンを食べるときにカフェオレに浸けるという習慣から、カフェオレボウル独特の形状が生まれたといわれています。

ただし、カフェオレボウルはお茶碗のようにサイズが大きいので、デスクスペースに余裕がない場合には向いていません。省スペースに抑えたい方には、一般的なレギュラーカップのほうが良いでしょう。

タンブラー|ホット・アイスコーヒーを長時間楽しめる

「タンブラー」は、持ち手がない筒状のものを指します。容量は200〜250mlのものや、470ml入る大容量のものがあります。タンブラーによっては保温機能があったり、倒れてもこぼれなかったりするので便利です。特に真空断熱のタンブラーは保温性が高いので、ホットコーヒーは温かい状態で、アイスコーヒーは冷たい状態で長時間味わえることが魅力です。

一方で、タンブラーは一般的なコーヒーカップとは異なるため、「コーヒーを飲んでいる感覚」が薄れるかもしれません。またタンブラーは大容量なので、少量を味わうエスプレッソやトルココーヒーなどには適していません。

コーヒーカップの形状でコーヒーの味が変わる?

コーヒーを片手にオフィスで談笑する人とネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「モメント100」

コーヒーカップにさまざまなサイズや形状があるのは、前述したようにコーヒーの多様性が理由です。コーヒーカップの種類によって、コーヒーの味が極端に変化することはありません。

しかし、コーヒーカップの厚みや飲み口の広がり方は、香りの広がりや保温効果に影響すると考えられています。コーヒーカップの形状が、コーヒーの香りや温度に与える影響を解説します。

コーヒーカップの「広がり」がコーヒーの「香り」に与える変化

コーヒーカップの種類によって、カップの飲み口の広さが変わります。その形状はコーヒーの「香りの広がりやすさ」に影響すると考えられています。

飲み口が広がったコーヒーカップの場合は、コーヒーを入れてすぐに芳醇な香りが広がりますが、香りを楽しめる時間は短くなりがちです。一方で、飲み口が広がっていないコーヒーカップでは、香りの広がりは控えめですが濃厚な香りを長時間楽しめるようになります。

コーヒーカップの「厚み」がコーヒーの「温度」に与える変化

コーヒーカップは厚みのあるものが多いですが、それは保温効果を高めるためです。厚めの形状であれば、それだけ熱が外に逃げにくいため、温かいコーヒーを長時間味わえるようになります。こうした保温効果の違いによって、コーヒーの風味の感じ方に若干の違いが出ることがあると考えられています。

飲み口の薄いコーヒーカップは保温効果こそ低いですが、温度が下がりやすいことからコーヒーの苦み・コクが和らいで、すっきりした味わいを楽しみやすくなるでしょう。一方で、飲み口の厚いコーヒーカップは温かさが持続することから、量が多いレギュラーコーヒーやカフェオレに適しています。深煎りの豆を選べば、苦み・コクがより深くなるかもしれません。

オフィスでコーヒーを飲むときはコーヒーカップも上手に選ぼう!

オフィスの休憩室でコーヒーをたしなむ人とネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「ジニアス」

世界にはさまざまな種類のコーヒーがあり、それを飲むためのコーヒーカップも多様です。エスプレッソ・カプチーノ・カフェオレなど、コーヒーの種類や飲み方によって適したコーヒーカップが変わります。オフィスでコーヒーを飲む際は、コーヒーカップの選び方も意識してみると、これまで以上にコーヒーを飲む楽しみが増すでしょう。

コーヒーカップと合わせて考えたいのが、「コーヒーの種類」や「コーヒーメーカー」です。「ネスプレッソ プロフェッショナル」は、多様なコーヒーを本格的に味わえるオフィスコーヒーサービスです。ネスプレッソでは、厳選されたコーヒー豆が真空カプセルで提供されるため、コーヒー本来のアロマや味わいが楽しめます。

また、ネスプレッソはサステナビリティを意識した取り組みを展開しているため、ネスプレッソのオフィスコーヒーの導入は、社会への責任を果たすという企業イメージの向上も見込めます。ネスプレッソのオフィスコーヒーに興味がある方は、この機会にぜひお問い合わせください。

コーヒーマシン導入についてお悩みの方
「ネスプレッソ プロフェッショナル」にて
無料でのご相談も承ります。

この記事をシェアする