Header
- Coffee & Machine
- Business Use
リモートワークの5つのデメリットとは？メリットや対策もご紹介
リモートワークを取り入れたいけれど、「社員同士のコミュニケーションが減ってしまうのではないか」「セキュリティ面が心配」だと考える方もいるでしょう。確かに、何も考えずに導入してしまうと、こういった問題が起こる可能性もあるため注意が必要です。
そこで、本記事ではリモートワークのデメリットだけでなく、メリットや対策方法を紹介します。リモートワークの導入を考えている方はこの記事を参考にしてみてください。
目次
リモートワークのデメリット5つ
リモートワークのデメリットには、以下の5つが挙げられます。
- コミュニケーション不足に陥り生産性が落ちる
- モチベーション・エンゲージメントが低下する
- 導入に適さない職種もある
- 勤務状況を適切に把握できない
- 環境構築が難しい
ここではそれぞれの詳細をご説明します。
コミュニケーション不足に陥り生産性が落ちる
リモートワークは注意しなければ、コミュニケーション不足に陥る可能性があります。近くに社員がいないため、社員同士の会話が減ってしまうのです。コミュニケーション不足が続くと、社員同士の人間関係が希薄になってしまうケースも考えられます。
また、リモートワークでは情報共有がうまくいかなくなることも少なくありません。結果的に、生産性が落ちてしまう可能性もあります。例えば、口頭であればわかりやすく伝えられる説明も、文章を通して説明することでニュアンスなどが伝わらなくなってしまうようなケースが考えられるでしょう。
モチベーション・エンゲージメントが低下する
リモートワークは孤独な環境のため、業務へのモチベーションを保ちにくくなることもあります。リモートワークを続けていれば、モチベーションが下がるだけでなく、エンゲージメント（会社への信頼・愛着心）が低下してしまう社員も出てくるでしょう。
また、人の目がないため緊張感が不足してしまったり、メリハリがつけにくくなったりします。その結果、かえって長時間労働になってしまう可能性もあります。
導入に適さない職種もある
リモートワークはITエンジニアやWebデザイナーなど、ITと相性が良い職種では導入しやすい一方で、適さない職種もあります。現場仕事が多いような職種では、リモートワークの採用によって生産性が落ちてしまう可能性があるでしょう。
リモートワーク導入に適さない職種には、以下が挙げられます。
- 生産・製造
- 接客
- 医療・福祉
以上の職種であっても、経理など事務関係の仕事であれば導入可能なケースもあります。
勤務状況を適切に把握できない
会社にいれば出社しているかの確認はもちろん、仕事の進捗状況も把握できます。しかし、リモートワークでは勤務状況を適切に把握できません。勤務状況の確認のためにツールを導入したとしても、本当に成果を上げているのかどうかは表面的にしか分からないでしょう。
成果物を提出すれば、勤務状況を問わないとするマネジメント方法もあります。勤務状況の把握が難しいのであれば、成果物の提出をルール化するのも一つの方法です。
環境構築が難しい
リモートワークではセキュリティ環境などを含め、適切な仕事環境を構築するのが困難です。PCなどのデバイスを社外に持ち出す場合、紛失や盗難による情報漏洩や、ウイルスに感染してしまう可能性も考えられます。
家で仕事をする場合、人によっては十分なスペース確保ができない、スムーズなWi-Fi環境が整っていないケースもあります。「セキュリティ対策ソフトの導入」や「Wi-Fiルーターの貸し出し」など一定のルールを設け、企業が社員のリモートワーク環境構築をサポートし続ける必要があるでしょう。
リモートワークのメリット3つ
リモートワークのメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 育児・介護などをしながらでも働きやすい
- オフィスコスト・通勤費用を削減できる
- 優秀な人材を確保できる
ここではそれぞれの詳細をご説明します。
育児・介護などをしながらでも働きやすい
育児や介護をしている社員にとって、オフィス出社が必須だと働きづらいと感じてしまいます。育児や介護が大変で、退職や休職を考えている方もいるかもしれません。リモートワークが可能になれば、そういった社員も安心して仕事ができます。
しかし、子供から目を離せない時期だと生産性が落ちる可能性もあるため、工夫が必要なケースもあります。リモートワークをしながらでも働ければ融通が利きやすくなるため、社員の満足度も向上するでしょう。
オフィスコスト・通勤費用を削減できる
リモートワークを導入すれば、毎月それなりの金額がかかるオフィスコストや通勤費用を削減できます。会社に出社する人数が減れば、安い賃料の場所に引っ越したり、オフィスの一部を解約したりすることが可能です。
通勤費も、定期代の支給をやめて出社した時だけ支払うようにできます。コストを削減できれば、その分を他の戦略的投資に回すことも可能です。
優秀な人材を確保できる
仕事をする人の中には、家族や趣味などプライベートを大切にしたいと考えている人もいます。そのような人は、リモートワークを取り入れている会社を選びたいと考える可能性が高いでしょう。
エンジニアなど、出社することなく仕事ができる職種の人の中には、フルリモートワークでなければ働きたくないと考える方もいます。リモートワークなら出社の必要がないため、全国各地から優秀な人材を採用できるようになります。
リモートワークのデメリット対策3つ
リモートワークにはデメリットがありますが、対策によって改善が可能です。リモートワークのデメリット対策は、以下の3つが挙げられます。
- リモートワーク環境の支援
- チャットツールの導入
- オフィスコーヒーの導入
ここではそれぞれの詳細をご説明します。
リモートワーク環境の支援
リモートワークを導入するなら、会社が積極的に環境支援をすることが大切です。例えば、社員のPCやスマホなど、デバイス環境の支援が必要になります。PCやスマホを支給すれば、セキュリティ面も安心です。また、業務について学びやすいよう、PCなどを使って学べるeラーニングを実施するのもおすすめです。
厚生労働省ではリモートワークを行う際の作業環境整備について紹介しているため、参考にしてみてください。
厚生労働省：テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン
チャットツールの導入
リモートワークはどうしてもコミュニケーション不足に陥りやすいため、チャットツールを導入して社員同士の交流を支援するのがおすすめです。チャットツールを使えば、個人同士のやり取りだけではなく、複数人でチャット、もしくはビデオ通話も可能です。
チャットツールを導入する際には、社員が分かりやすいよう使い方などについてマニュアルを設けておくといいでしょう。
オフィスコーヒーの導入
リモートワークのみではなく、オフィス勤務も取り入れたハイブリッドワークもおすすめです。ハイブリッドワークを取り入れれば、それぞれのいいとこ取りが可能です。リモートワークなら、自分の好きなタイミングでコーヒーを淹れられます。
しかし、会社だとなかなかそういうわけにはいきません。会社でも自由にコーヒーが飲めるスペースがあれば社員が積極的に利用でき、コミュニケーションも活発になるでしょう。オフィスコーヒーを導入するなら、ネスプレッソ プロフェッショナルがおすすめです。ネスプレッソ プロフェッショナルなら、誰でも手軽においしいコーヒーが淹れられます。
オフィスコーヒーの導入を考えているなら、ぜひネスプレッソ プロフェッショナルの設置を検討してみてください。
リモートワークはデメリット対策で快適に
リモートワークを導入する場合は、事前にデメリットへの対策を考えたりルール作りをしたりする必要があります。しっかり準備をし、快適なリモートワーク環境を整えましょう。
