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東京の料理界を牽引するフランス料理店 パッショングループ 「ル・コントワール・オクシタン」がネスプレッソを採用する理由。サステナブルが新たな絆を生む

SDGsが注目されている昨今、飲食業界においても、地球環境保全に向けた取り組みに協力する姿勢が求められています。本稿ではフレンチレストラン パッショングループ「ル・コントワール・オクシタン」様に、ネスプレッソと共に取り組むサステナブル活動についての思いをお聞きしました。
代官山駅を出てすぐ、代官山交番前の交差点脇、旧山手通り沿いにある複合商業施設「代官山ヒルサイドテラス」内にあるフレンチレストラン「ル・コントワール・オクシタン」様では、ネスプレッソ プロフェッショナルのコーヒーサービスをご利用いただいています。
地中海に面し、スペイン国境にまで至る南フランス・ラングドック地方の郷土料理を中心に提供されている「ル・コントワール・オクシタン」様がなぜネスプレッソを採用されたのか、店舗の魅力をどのように引き出しているのか、また、使用済みコーヒーカプセルのリサイクル回収ポイント(回収場所)のパートナーとして協力する理由などについて、責任者のパトリック・パッション氏にうかがいました。
目次
ル・コントワール・オクシタンのこだわりとは?南仏・ラングドック地方の食文化「シェアして楽しむ食事」の魅力について

パトリック・パッション氏のお言葉
「ル・コントワール・オクシタン」は、ラングドック地方に伝わるこだわりの郷土料理と豊富なワイン揃え、まるでフランスにいるかのような素敵な空間で、気軽にお楽しみいただけるビストロです。夕方までランチメニューを楽しむことができ、ワイン一杯や、コーヒー一杯のみでも気軽に立ち寄れます。
日本でもすでにフランス料理というものが浸透している中で、よりフランスの家庭料理に近い、いわば「おふくろの味」の素朴でありながらも、ディープな美味しさを味わってもらいたいという思いで、オーナーである父アンドレの出身地、ラングドック地方に伝わる伝統的な煮込み料理「カスレ」などを中心とした料理を提供しています。

ワインも地元ラングドックでワイナリーを運営している知り合いから直接仕入れを行い、南仏の美味しいワインを多数取り揃えています。生産者の「顔が見える」ワインを提供したいということは、フランスにルーツを持つ私たちにとってのこだわりのポイントです。
ラングドックの夏は湿気もなく、カラッとしているので、近所のみんなでテラスに集まり、食事をシェアして楽しむ文化があります。シェアしやすいように、「カスレ」のような取り分けやすい料理が好まれます。みんなで集まって昼間からワインを飲みながら、会話に花を咲かせるのです。そんな南仏スタイルをそのまま楽しんでもらえるように、店内には緑あふれるテラス席を用意しています。

会社員の方がランチどきに訪れられるのはもちろん、お昼過ぎの時間帯から来店され、夕方までワインと食事をゆったりと楽しまれる方も少なくありません。フランス人のお客様も多く、インターナショナルでフレンドリーな空気にあふれ、お客様同士がふとしたきっかけで仲良くなられることもよくあります。
南フランスはラグビーがとても人気な地域なので、お店にも日本やフランスの代表選手など、各国の代表チームや日本のプロリーグに所属するラグビー選手もよく来店してくださいます。テラスでワインを片手に、南仏・ラングドックの料理をシェアしながら大いに語らい、美味しいコーヒーで食事を締めくくる。そうした交流・シェアの文化が根付いています。
フランスから数々の勲章を授与された父親の技術・志を受け継いで
オーナーである父、アンドレ・パッションは、1970年に開催された大阪万博の際にシェフとして初来日し、日本の文化に魅了されて、日本でフレンチレストランを開店することを決めます。そして1984年にここ代官山で「レストラン パッション」をオープンさせました。それ以来、緑あふれる代官山のラグジュアリーで閑静な空間で、出身のラングドック地方の郷土料理を中心に提供し、数多くのお客様にお楽しみいただいてきました。
世界各国の要人をもてなし、フランスから数々の勲章も授与されてきた父が経営する「レストラン パッション」の店内には、17世紀からフランスの修道院で使用されていた暖炉があり、夏季以外は肉類のグリル料理をこの暖炉で調理しています。1998年にユネスコ世界遺産に登録された「サンチアゴ・デ・コンポステーラ」の巡礼路にあったその修道院から持ってきた暖炉には、巡礼路のシンボルとなるホタテ貝のマークが刻印されています。実は、このホタテ貝のマークが刻印されていることが世界遺産であることの証となっているため、店内にあるこの暖炉もまた、世界遺産なのです。世界遺産が店内にあるレストランなんて、珍しいですよね。この暖炉で調理することで、お肉はとてもジューシーになり、余分な油が落ちてとても贅沢な味わいに仕上がります。「ル・コントワール・コントワールオクシタン」のすぐ隣にあるこのファインダイニング、「レストラン パッション」では、当店とはまた異なる、ラグジュアリーな空間で食事をお楽しみいただけます。
ネスプレッソを選んだ決め手

最大4杯同時抽出が可能な「アグイラ440」を「ル・コントワール・オクシタン」がオープンした2012年から、その後発売した2杯同時抽出が可能な「アグイラ220」を「レストラン パッション」に導入し愛用しています。毎回変わらない高品質なコーヒーを、簡単に素早く抽出できる点が、最大の魅力です。
そもそも、ネスプレッソプロフェッショナルラインが日本に登場して以来、私が長きにわたり利用してきたのは、4つの理由があるからなのです。
(1)大切な食後のコーヒーのこだわりに応えてくれる

食後のコーヒーの品質はとても重要です。最後に飲んだコーヒーが美味しければ、「あぁ、美味しかった」と、その日の食事全体が「美味しかった」という印象で締めくくられる。その一杯の品質にこだわりたかった私にとって、ネスプレッソ プロフェッショナルのコーヒーシステムは最適でした。これがまず、一つ目の理由です
(2)誰が淹れても安定して高品質なコーヒーを提供できる
次に、もともと私はネスプレッソのコーヒーが好きで、プライベートではよく飲んでいました。ネスプレッソ主催のイベントに招待されて、この新たなネスプレッソ プロフェッショナルラインのコーヒーマシンを紹介されたときに、その高品質さと、コーヒーを簡単に素早く抽出できることに驚きました。
特に「アグイラ440」は、4杯のコーヒーを一気に作れるので、他の料理を作りながら合間を見て淹れることができます。レストランとしては、私が淹れても、アルバイトスタッフが淹れても、同じ品質のコーヒーを毎回提供できるかどうかが重要です。その点において、他社のコーヒーマシンと比較しても、安定して高品質なコーヒーを毎回提供できるネスプレッソのコーヒーマシンは、とても魅力的でした。
(3)17種類以上のカプセルから豊富なメニューを選べる

さらに、ネスプレッソ プロフェッショナルには17種類以上のさまざまなカプセルコーヒーがあり、メニューやそれぞれの店の特徴によって好みの味わいを選べる点も良いですね。飲み方もストレートのコーヒーから12種類のミルクレシピ、アイスレシピ、デカフェなどさまざまなものから選べますが、「ル・コントワール・オクシタン」ではフレンチスタイルらしくエスプレッソが一番人気の飲み方です。表面のクレマも泡立ちが綺麗で美しく、美味しく仕上がります。
(4)サステナビリティの姿勢に共感した

そして、最後になりましたが、最も重要なポイントです。私はもともと、ネスプレッソのサステナビリティへの姿勢にも共感していましたが、リサイクル回収ポイントの取り組みを知って、「リサイクルへの取り組みを実施しているネスプレッソに協力したい」という気持ちが強くなったのです。
ネスプレッソのリサイクル回収ポイントに協力する理由

地球を守り、私達の豊かな食文化を維持していくためにも、リサイクルなどのサステナブルな取り組みは必要不可欠だと考えています。そのような中、ネスプレッソが世界中でリーダーシップを発揮し、使用済みコーヒーカプセルのリサイクルに取り組まれていることは本当に素晴らしいと思います。是非協力したいと思い、リサイクル回収ポイント パートナーシップに参加しました。回収された使用済みカプセルが、アルミニウムとコーヒーかすに分別され、再生アルミニウム素材、堆肥・培養土に再生される素晴らしい仕組みですよね。
リサイクル回収ポイントとは、一般のご家庭で使用されたネスプレッソコーヒーカプセルの回収場所となり、リサイクル収集に協力している店舗のことです。ネスプレッソ ブティックだけでなく、私たちのような飲食店も、リサイクル回収ポイントとして一翼を担うことができます。当店にも近隣のネスプレッソユーザーの皆さんが、使用済みのコーヒーカプセルを渡しにきてくれます。
それまでも、使用済みカプセルをそのまま捨ててしまうことに対して後ろめたい気持ちがあったので、「ネスプレッソがそのような取り組みを開始したのなら」ということで、すぐに参加を決めました。サステナビリティを重視するレストランであることをお客様にメッセージとして伝える、素晴らしいツールにもなっています。もともと、残ってしまった料理などは近所の教会に寄付し、フードロスを減らす取り組みをしてきましたが、それとは別にまたサステナビリティの活動に貢献できて嬉しいです。

常連のお客様も、ご来店ついでにご家庭で楽しまれたネスプレッソコーヒーの使用済みカプセルを持ち込めるので、「便利だ」と喜んでもらっています。ネスプレッソのウェブサイトの情報を見て、新しいお客様も立ち寄ってくださるようにもなりました。使用済みカプセルを持ってきたお客様同士で、「あぁ、あなたもリサイクルに協力しているんですね」と、新たな交流のきっかけにもなっています。
私は、レストランを経営する食のプロフェッショナルとして、人々のお手本になるような行動を取らなければならないと常々意識しています。また、そのようなプロ意識を持った仲間たちと共に、今後もサステナビリティな活動はもちろん、次の世代へと伝わる素晴らしい食文化を広める伝える仕事をしていきたいです。

以上、パトリック様より故郷ラングドック地方の食文化へのこだわりや、食後のコーヒーの大切さ、さらにはサステナビリティ活動について、熱く情熱的なお話をいただけました。
「ル・コントワール・オクシタン」様のように、リサイクル回収ポイントのパートナーに加わっていただき、一般消費者の方にご協力を呼びかけていただくことで、ネスプレッソとともにサステナブルな世界の実現に取り組んでいることを発信できます。
サステナビリティへの関心・意識が高い読者の皆さまも、ぜひネスプレッソと一緒にサステナブルな未来を実現していきませんか。
ご興味のある方は、下記の記事にてネスプレッソ リサイクルプログラムの参加方法を詳しく解説しておりますのでぜひご参照ください。
店舗の基本情報
店舗名:ル・コントワール・オクシタン
住所:東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA6
営業時間/営業日:ランチ 11:00~17:00 ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00) /水曜定休
予約方法:03-3476-5166(ランチは予約不可)
公式ホームページURL:https://www.pachon.co.jp/ja/select-2/
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