梅雨〜夏の時期の
コーヒーの楽しみ方

• 上野

• 春が終わると、次第に雨が多くなり梅雨に入ります。
  梅雨の時期はどのようにコーヒーを楽しんだら良いのでしょうか。

• 佐野先生

• 季節が春から梅雨に移るにつれて、湿度が高くなってきますよね。ジメジメ感をリフレッシュするという意味でも、春に引き続き梅雨の時期も楽しみながら、香りのいいコーヒーをたくさん飲んでいただきたいです。

• 上野

• 雨のシーズンが終わると、いよいよ本格的に夏の到来となります。暑い夏の時期のすこやかなコーヒーの楽しみ方を教えていただけますか？

• 佐野先生

• 夏の時期には、水分摂取源となる飲み物や食べ物を積極的に摂取することが好ましいですね。

• 上野

• 夏は汗をたくさんかきますので、喉も乾きやすいように思います。そのようなときに冷えたアイスコーヒーをいただくのは格別です。

• 佐野先生

• 確かに、暑いときにいただく冷えたアイスコーヒーはとても美味しいですよね。ただ、医学的に言うと、おなかは冷やしすぎないようにする方がいいんですよ。

• 上野

• そうなのですね。それでも、暑い夏の日には、温かいコーヒーよりも冷たいコーヒーで、涼しさを感じたくなってしまいます。

• 佐野先生

• 分かります。では、すこやかさを保ちつつ、アイスコーヒーを楽しむポイントをお伝えしましょう。

養生/YOJOの視点を踏まえた
アイスコーヒーの楽しみ方

• 佐野先生

• 「程よくアイスコーヒーを楽しみながらいただく」ことがポイントです。程よくというのは、「冷たいものを取り過ぎない」ようにするということです。
  体と心を整えて、暑さに負けないように夏も心地よく過ごすことを心掛けたいですね。

• 上野

• おなかが冷えすぎないように飲み方や量を考慮して、アイスコーヒーを楽しめばよいのですね。

• 佐野先生

• はい、そうです。アイスコーヒーをすこやかに美味しく楽しんでいただくためには、「夏の暑い時期に上手に汗をかく」ことも大切なポイントです。
  一日中冷房のかかった部屋にいると、暑いところに出たときに上手に汗をかけず、体の内側に熱がこもってしまいます。
  ぬるめのお風呂での半身浴、熱めのお湯での足湯、朝の軽めの有酸素運動、ストレッチやヨガで体を緩めて汗をかきやすくする、ということも重要です。

• 上野

• ネスプレッソのアイスコーヒーをより一層美味しく楽しむためにも、汗をかいて体の熱を逃がすことが必要なのですね。

• 佐野先生

• そのとおりです。そして、水分豊富な夏野菜や旬のものをいただくということもポイントです。

• 上野

• 実は、キュウリを使ったアイスコーヒー・レシピを作ったことがあります。このレシピを作るヒントになったのが、キュウリとミントを入れたお水なのです。
  私はネスプレッソ オーストラリアで勤務していたことがあり、その時はシドニーに住んでいました。ランチパーティーの会場にそのお水が用意されていて、暑い夏の日にぴったりの飲み物だなと思いました。

• 佐野先生

• キュウリを使ったアイスコーヒーとはユニークですね！ どのような味わいなのか気になります。
  コーヒーを楽しむとき、味はもちろん、香りも大事な要素です。
  ＜春＞のコーヒーの楽しみ方でもお伝えしましたが、「コーヒーの香りでリラックスタイムを過ごす」ことも意識したいですね。
  ネスプレッソのアイスコーヒーは、冷たいコーヒーでありながらとても香りが豊かですよね。それはなぜなのでしょうか。

• 上野

• アイスコーヒーはコーヒーを氷で冷やす、というシンプルなレシピです。
  だからこそネスプレッソは、コーヒーを冷たくしたときにいかに美味しい風味（味と香り）を楽しめるかということを目指してアイスコーヒー専用のカプセルコーヒーを開発しました。
  ネスプレッソが考える美味しいアイスコーヒーを作るためには、コーヒー豆そのものの質の良さが大前提であり、それを踏まえた上で、コーヒー生豆生産国、それぞれのコーヒー豆の素晴らしさを引き出すための焙煎、そして粉砕の粒度を決定しております。
  また、アイスコーヒーを作る手順も重要なポイントです。グラスに氷を入れて、その上からコーヒーを抽出していただきます。アロマはコーヒーの液体が温かいと揮発しやすいので、抽出後すぐに冷やしてアロマをしっかりと液体の中にとどめるようにします。

• 佐野先生

• ホットコーヒーはもちろん、簡単、手軽にアイスコーヒーが作れるというのもいいですね。アイスコーヒー専用のカプセルコーヒーに、それほどまでのこだわりがあるんですね。