コーヒーマシンの耐用年数とは?法定耐用年数や長持ちさせるコツを解説|コーヒーラウンジ|ネスプレッソ プロフェッショナル

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コーヒーマシンの耐用年数とは?法定耐用年数や長持ちさせるコツを解説

2024/6
オフィスの休憩スペースに置かれたネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「モメント 100」

オフィスやカフェで手軽にコーヒーを淹れられることが魅力の「コーヒーマシン」ですが、業務用のコーヒーマシンの価格は100万円を超えることもあるため、財務上の管理のためにも事前に法定耐用年数を把握しておきたいものです。

法定耐用年数について正しく理解しておくことで減価償却による節税が可能になり、またマシンを正しく管理できれば長持ちさせることもできます。そこで本記事では、一般的なコーヒーマシンの法定耐用年数についての解説とともに、物理的な耐用年数についても解説します。

コーヒーマシンの寿命が近づいた場合のサインや、長持ちさせるコツについても紹介するため、コーヒーマシンの導入や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

コーヒーマシンの耐用年数とは

テーブルに置かれたネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「モメント ミルク」 100」

一般的なコーヒーマシンの耐用年数について、知っておくべきポイントを解説します。

  • コーヒーマシンの法定耐用年数は8年
  • 「減価償却」を行うことで節税対策できる

コーヒーマシンの法定耐用年数は8年

コーヒーマシンの法定耐用年数は、カフェやコーヒースタンドで使用される場合は「飲食店業設備」としてみなされるため、基本的には8年となります。また、食品製造業向けの大型設備では、10年とされる場合もあります。企業がオフィスにコーヒーマシンを設置する場合は「自動販売機」となるため、法定耐用年数は5年となることに注意が必要です。

ちなみに、法定耐用年数とは「資産を使用可能な期間」を意味し、国税庁が個別に設定しています。法定耐用年数が過ぎると、コーヒーマシンそのものが問題なく稼働している場合でも、法的な意味での資産価値は失われます。物理的な耐久年数とは異なるため、注意が必要です。
なお、コーヒーメーカーの経費については、こちらの記事をご参照ください。

コーヒーメーカーの導入は経費にできる?仕訳に使う勘定科目も解説

「減価償却」を行うことで節税対策できる

オフィスやカフェなどの法人がコーヒーマシンを購入する場合は、会計の際に「減価償却」を行うことがあります。減価償却とは、社用車・パソコン・コーヒーマシンなどのような、高額な経費がかかる設備を購入する際に利用できる計上方法を指します。

減価償却では資産の購入経費を長期間にわたって償却するため、翌年以降の収益を抑えることができ、課税額が少なくなります。そのため、税制面でのメリットが受けられるのです。

コーヒーマシンの物理的な耐用年数

ネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「ジニアス」とテーブルの上に置かれたジニアスで淹れたコーヒー

法定耐用年数はあくまで経理上の概念なので、法定耐用年数が過ぎたからといって、コーヒーマシンが物理的に使えなくなるわけではありません。一般的なコーヒーマシンの物理的な耐用年数について、次のポイントから解説します。

  • コーヒーマシンは基本的に10年以上使える
  • リース契約なら耐用年数を気にしなくていい

コーヒーマシンは基本的に10年以上使える

店舗やオフィスなどでのコーヒーマシンの使用頻度や状況、コーヒーマシンの機種やメンテナンス内容によっても大きく異なりますが、一般的なコーヒーマシンは基本的には10年以上使用できると考えられています。

定期的なお手入れやメンテナンスを丁寧に行えば、耐用年数はさらに伸びるでしょう。しかし、交換用の部品のメーカーストックが無くなると修理できなくなるため、そのときはコーヒーマシンの寿命であるといえます。

リース契約なら耐用年数を気にしなくていい

コーヒーマシンの導入時は、購入ではなくリース契約・レンタル契約を選ぶことで、耐用年数への懸念を軽減することができます。メンテナンスや修理も利用料金に含まれているため、万が一トラブルが起きた場合でも、スムーズに修理や交換が行われるため安心して利用できます。

また、リース契約のコーヒーマシンは自社・自店舗の資産とはならないため、帳簿上の法定耐用年数を気にする必要がありません。

コーヒーマシンの物理的な耐用年数が近づいたサイン

ネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「ジニアス」を飲みながらくつろぐ二人

次のいずれかの症状が出たら、コーヒーマシン自体の物理的な耐用年数、つまり寿命が近づいている可能性があるため、買い替えの検討が必要になるでしょう。

  • 淹れたコーヒーがぬるい
  • コーヒーマシンから異音がする
  • コーヒーの量が少なくなる

淹れたコーヒーがぬるい

コーヒーマシンで淹れたコーヒーがぬるくなる場合は、コーヒーマシンの内部が劣化し、耐用年数が近づいている可能性があります。コーヒーマシンの内部では、ヒーターで水を沸騰させてからコーヒーを抽出しますが、このヒーターが劣化しているとお湯の温度が十分に上がらなくなり、ぬるいコーヒーになってしまうのです。

コーヒーマシンから異音がする

コーヒーマシンから異音がする場合は、内部のパーツに異常や故障が発生し、振動などで異音が出ている可能性があります。これまで聞こえなかった音が出るようになった場合は、安全上の問題が起こる可能性もあるため、使用を中止しましょう。

コーヒーの量が少なくなる

抽出できるコーヒーの量が少ない場合も、コーヒーマシンが劣化している可能性が考えられます。水を補給するための給水タンクやホースが汚れていると、コーヒーマシン内部に十分な水が送られず、コーヒーの量が減ってしまいます。コーヒーマシン内部の掃除で改善する場合もありますが、パーツの故障の場合は修理や買い替えが必要です。

コーヒーマシンの物理的な耐用年数を伸ばすコツ

テーブルの上に置かれたネスレネスプレッソのコーヒーと書類

コーヒーマシンの物理的な耐用年数を伸ばすために、次のようなポイントを意識しましょう。

  • 給水口の蓋を閉める
  • こまめに洗浄する
  • 設置場所に注意する

給水口の蓋を閉める

コーヒー粉を入れる前に、給水口の蓋がしっかり閉まっているか確認しましょう。給水口が開いていると、そこからコーヒー粉が入ってポンプが正常に作動しなくなり、コーヒーの抽出量が減ってしまうなどコーヒーマシンの不調につながります。

こまめに洗浄する

コーヒーマシンの耐用年数を伸ばすためには、日頃から丁寧にメンテナンスを行うことが大切です。たとえば、コーヒー粉が本体に付いたらすぐに拭き取ったり、定期的に内部を洗浄したりするなどです。洗浄時は取り外せるパーツや洗えるパーツ、取り外せないパーツや洗えないパーツを分類し、後者は濡れタオルで拭くようにしましょう。

設置場所に注意する

設置場所によっては、経年劣化が進みやすくなる可能性があるため注意が必要です。たとえば、直射日光が強く当たる場所や、水気や熱が逃げにくい場所などに設置すると、コーヒーマシンに熱がこもって性能低下や故障の原因になってしまいます。

コーヒーマシンを買い替える際は「ネスプレッソ」がおすすめ

ネスレネスプレッソのオフィスコーヒーマシン「モメント 200」を飲みながら談笑する二人

コーヒーマシンの法定耐用年数は、カフェやレストランなどの飲食店で使用する場合は8年、オフィスに福利厚生などで導入する場合は5年となります。法定耐用年数を過ぎたからと言って使えなくなるわけではありませんが、日頃のメンテナンスやケアを怠るとマシン自体が劣化し、壊れてしまう可能性が高くなってしまいます。

新たなコーヒーマシンの導入や買い替えをご検討中の方は、「ネスプレッソ」のコーヒーマシンがおすすめです。ネスプレッソのコーヒーマシンなら、プロのバリスタが入れたような本格的なコーヒーを手軽に楽しむことができるだけでなく、コーヒーマシン導入後のさまざまなアフターケアサービスも提供しています。

万が一のときも修理やメンテナンスなどを迅速に受けることができるため、コーヒーの品質・メンテナンスサポートの両面から安心して利用できるコーヒーマシンです。この機会にぜひご検討ください。

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無料でのご相談も承ります。

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