袖ヶ浦「FARM COURT」:地域活性化につながるカフェメニュー|コーヒーラウンジ|ネスプレッソ プロフェッショナル

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地域活性化につながるカフェメニュー作りの裏側【袖ヶ浦「FARM COURT」×「ネスプレッソ」】

2024/01
FARM COURT内観

2023年10月、千葉県・袖ケ浦市の駅前にオープンしたカフェ&ダイニング「FARM COURT」。運営会社である株式会社マイナビ不動産の地方創生プロジェクトの一貫としてスタートし、「袖ケ浦市民の第2のリビングを目指す」ことをコンセプトに、地域でのコミュニティづくりにも携わり、街とともに生きる飲食店として誕生しました。
そのカフェカウンターには「ネスプレッソ プロフェッショナル」の「アグイラ」が美しく映え、上質のコーヒーメニューでご来店になるお客様をおもてなしいただいています。

今回お話をお伺いしたのは 株式会社マイナビ不動産 地域ビジネス事業推進部 企画営業課の所属で、「FARM COURT」の店長を兼任されている笹福太郎さん。同社で地域ビジネス事業を推進してこられた笹さんに、カフェ&ダイニングを事業プロジェクトとしてオープンされた経緯や目的、そして「ネスプレッソ」をご導入いただいた理由から展開メニューの事例、さらにサステナビリティの取り組みへの共通の想いについて語っていただきました。

地元住人の声を拾い、アンテナショップからカフェ&ダイニングへリニューアル

株式会社マイナビ不動産 地域ビジネス事業推進部 企画営業課の所属で、「FARM COURT」の店長を兼任されている笹 福太郎さん

笹 福太郎さんのお言葉

マイナビ不動産の地方創生ビジネスは、2017年に始まり、主に千葉でその実績を培ってきました。マイナビグループはもともと、出版・情報メディア事業から始まった会社で、人々の就職や結婚、出産といったライフイベントに寄り添ってきました。その一方で、人材領域では全国に拠点を持ち、人同士の直接的な繋がりを大切にしてきた会社でもあります。首都圏だけでなく地方でも、私たちがこれまで全国で培ってきた“ローカルな繋がりが生む利点”を還元したいという想いから、地方創生ビジネスはスタートしました。

実は袖ケ浦という土地は、全国的にも珍しい子供の人口が増えているエリアです。電車では1時間弱で東京駅にアクセスでき、車で数十分走れば、海沿いにアクアラインも走っているので、首都圏からの移住者も増えています。近隣ですでに地方創生ビジネスに取り組んでいた経緯もあり、この土地でまだ満たされていない事業を補いたいという気持ちで、テナントの公募に応募しました。

当初は地元の特産品を取り扱うアンテナショップとしてオープンしましたが、袖ケ浦駅前に食事ができるスポットが少なく、“駅前に落ち着いて座って飲食ができる空間がほしい”という地元住人のお客様の声を取り入れ、2023年10月にカフェ&ダイニングとしてリニューアルオープンしました。特別な日に来てもらう飲食店ではなく、日常使いしてほしいという思いから、気軽に寄っていただきやすい価格帯と、リラックスできる空間づくりにこだわりました。

袖ケ浦駅を通る総武線は、時間によって30分ほど電車を待つ時もあるので、待ち合わせや時間潰しのために寄ってくださるお客様もいらっしゃいますし、隣接のモールにお車でお越しになったお客様も寄ってくださいます。ありがたいことに、オープンから一ヶ月経たないうちにリピートしてくださるお客様もどんどん増えています。

「地元を活性化したい」想い、メニュー展開にのせて

FARM COURTの人気デザート「季節のデニッシュタルト」とネスレネスプレッソのコーヒー

メニューづくりは、アンテナショップだった頃にお世話になっていた事業者様との繋がりを生かせるよう工夫しました。例えば、人気デザートメニューの「季節のデニッシュタルト」は、お隣の木更津市のクロワッサン専門店「Danish pastry coeur」のシェフに考案していただいたものです。元パティシエでもあるシェフの経験を活かしていただき、クロワッサンの生地をタルトの形に仕上げたオリジナルデザートを「FARM COURT」のために開発していただきました。そのタルトの上に散らされたエディブルフラワーも、物産として人気だったハーブティーを作っていらっしゃる事業者様から仕入れています。この土地で繋がった人たちと末永くお取引が続くよう、リニューアル後も様々な工夫を取り入れながら、今後さらに充実したコラボレーションメニューを展開して行けるよう企画しています。

「FARM COURT」×「ネスプレッソ」のコラボドリンクメニュー

ドリンクメニューも、お客様には非常にご好評をいただいています。一つの特徴としては、豊富な種類のコーヒーメニューを展開している事なのですが、これは「ネスプレッソ プロフェッショナル」のコーヒーマシン「アグイラ」と専用のカプセルコーヒーによって実現できました。また、ネスプレッソさんの協力を得て、オープン前には入念にメニュー開発を進めてきました。試飲に伺った際、どのコーヒーを飲んでも美味しかったので、まず、ストレートのコーヒーだけで5種類展開することにしました。

種類をたくさん用意できたことで、コーヒー好きのお客様にもご満足いただいていますし、リピーターの獲得にも繋がっています。「先日はどの種類を飲まれましたか?」というお声がけをきっかけに、お客様とのコミュニケーションも生まれました。メニューの種類が多くても、「アグイラ」では誰もが簡単に、品質の高い、美味しいコーヒーを常に安定して抽出できるので、アルバイトのスタッフでも安心して扱えます。抽出のスピードも早いので、テイクアウト利用のお客様でも、お待たせせずに温かいコーヒーを提供できています。

FARM COURTのオリジナルデザート・ドリンク「芋けんぴラテ」

女性のお客が多く、スタンダードなコーヒーメニューに加えて、デザート感覚で楽しんでいただけるドリンクも充実させたいと思い、ネスプレッソさんに相談してオリジナルデザートドリンクもメニュー化しました。ここでもやはり千葉の特産品を活かせればと考え、地元産のピーナッツクリームを加えたカプチーノスタイルのレシピ「ピーナッチーノ」や、アイスカフェラテにさつま芋のシロップを加え、キャラメルや黒ごま、千葉県産の芋けんぴをトッピングした「芋けんぴラテ」をメニューに加えて、人気の看板メニューとなっています。意外性があるかもしれませんが、ネスプレッソさんが試作に加わってくださって美味しくでき、「芋けんぴラテ」は私自身も一番気に入っているメニューです。そして、ネスプレッソの「アグイラ」だからこそ、このように複数のストレートコーヒーからミルクレシピのアレンジまで幅広いドリンクメニューを無理なく展開することが叶い、このカフェにはなくてはならない存在です。

「サステナビリティ」でつながるお客様がリピーターに

FARM COURT外観

袖ケ浦の駅前にお店を構えさせていただいたからには、「袖ケ浦の皆さんに愛されている」と胸を張って言えるお店にしたい気持ちも強いです。実は、千葉に縁のあるアスリートの方々にも、そのお手伝いをしていただいています。元女子サッカー日本代表選手の間宮あやさん、そして元男子サッカー日本代表選手の佐藤勇人さん。このお2人に、「FARM COURT」の名誉店長として活動していただいています。月に数回はカフェに立っていただいたり、地元の子どもたちと交流できるイベントも主催しています。市民の方にとっても身近な存在であるお2人に活動していただき、袖ケ浦の皆さんとのコミュニティを、地元の方々と一緒に作っていきたいと思っています。

地方でのコミュニティづくりは、マイナビグループ全社の企業パーパス『一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる』にも繋がっています。私たちの活動によって取引先の事業者さんが潤ったり、当社のアセットを活用していただくことで新しい事業が立ち上がったり…。地方創生ビジネスの根幹にあるのは、地域の抱える問題をビジネスで改善するという目標です。

ネスプレッソのリサイクル回収ポイント パートナーシップに参加させていただいた理由も、「その土地で自分たちのできることをしていきたい」という私たちの想いが、ネスプレッソさんのサステナビリティへの想いに共鳴し、その一環として取り組まれている使用済みコーヒーカプセルのリサイクル回収の活動に賛同したからです。「FARM COURT」でも、地域に貢献することはもちろん、飲食店としてはフードロス削減を目指したメニューづくりに取り組んでまいりましたし、ネスプレッソのリサイクル回収プログラムが見据える目標を聞いた時、共感を覚えました。

FARM COURT入り口とネスレネスプレッソのリサイクル回収ポイント

オープンして間もない頃から、ドアに貼っているネスプレッソカプセル回収ポイントのサインを見て、お客様からお声がけいただくことも多いです。ご家庭で使用されたコーヒーカプセルのお持ち込みをきっかけに、カフェのご利用をリピートしてくださるお客様もいらっしゃいます。カフェで提供しているネスプレッソのコーヒーはプロ仕様なので、ご家庭で飲まれているネスプレッソとはまた異なる味わいをお楽しみいただいています。

サステナブルな取り組みは、一店舗単位ではできることも限られています。しかし、ネスプレッソのリサイクル回収ポイントとしての役割を通じ、環境問題に理解のある地元住民の方々と繋がり、その方たちと同じ目標に向かって活動することが出来ています。その輪をもっと大きくしていくことで、さらに新しい活動が生み出されていくと考えています。

地方での小さな取り組みも、いつか「みんなの未来」のために

ちょうなん西小

私たちが推進する地域ビジネス事業としては、今後もその土地ならではの事業者様や資源、環境を活かせる場の展開を目指していきたいです。千葉県では他にも、長南町の廃校になった小学校を宿泊施設として利活用した地方創生事例もあります。小学校の周りを囲んでいた竹林の竹害の現象を解決するために、増殖した竹を利用して、宿泊施設にきてくれた子どもたちに、竹とんぼや竹馬作りを楽しんでもらうアクティビティに活用しています。こういった事例はまだ多くはありませんが、ゆくゆくは千葉県だけでなく、様々な県で地方創生ビジネスに取り組んでいくつもりです。

「FARM COURT」をビジネスモデルに、今後は他の地方エリアでの飲食店展開も進めていきたいと思っています。その時は、また是非ネスプレッソさんと共に取り組ませていただきたいですね。私たちがその地域で取り組んでいく活動の一つ一つが、みんなの未来を作る手助けに繋がるよう、尽力していきたいです。

マイナビグループの企業パーパスに則って、「FARM COURT」と関わる取引先の事業者や、利用者様との交流が生むサステナブルなサイクルを大切にしている、株式会社マイナビ不動産様とプロジェクトをリードされている笹店長。ドリンクメニューの開発、そしてネスプレッソ リサイクル回収ポイントパートナーシップの提携を通して、私たちネスプレッソも袖ケ浦の活性推進活動支援の一端を担わせていただいていることに、感謝しています。
マイナビグループと「FARM COURT」が作っていく『未来が見える世界』は、希望に満ち溢れています。ネスプレッソは今後も、地域で活躍されるレストランやカフェの開業支援を積極的に行ってまいります。
ネスプレッソ リサイクル回収ポイントパートナーの取り組みは、お客様から受け取った使用済みコーヒーカプセルのリサイクル専用バッグを指定の返送資材に入れて、ネスプレッソまで送り返すだけです。リサイクル回収ポイントのパートナーに加わっていただくことで、一般消費者の方との新しい繋がりを作ってみませんか?詳細はこちらのリンクをご参照ください。

(関連リンク)
ネスプレッソ リサイクルプログラム

店舗情報

FARM COURT内観

店舗名:FARM COURT CAFE&DINING
住所:千葉県袖ケ浦市袖ヶ浦駅前1-39-12 ゆりまち袖ケ浦駅前モール
営業時間:10:30~22:00/日曜営業
電話番号:0438-97-7855

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