ヘッダー
- ビジネス活用
テレワークの休憩時間・移動時間はどう扱われる?おすすめの休憩法も紹介

近年では、テレワークが急速な勢いで普及しています。テレワークは自宅で働くという性質上、業務から離れる「休憩」が生じることが多いです。また、通勤や出張などの移動時間で、テレワークを行うことも珍しくありません。
こうした休憩・移動時間はどのように扱われるか、気になることがあるのではないでしょうか。そこで本記事では、テレワークの休憩時間・移動時間の扱い方について解説します。テレワーク時のおすすめ休憩法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
テレワークの「休憩時間」とは?

テレワークを行う際は、就業規則で定められた通常の休憩時間以外に、席を離れることがあります。こうした休憩時間を「中抜け」と呼びます。まずは中抜けについて、以下の2つのポイントから確認しておきましょう。
- 中抜けするときは管理者の許可が必要
- テレワークで発生する中抜けの代表例
中抜けするときは管理者の許可が必要
中抜けする際は、管理者である企業や上司に伝えて、許可を取らなければいけません。その際は離席・復帰する時間など、あらかじめ予定を伝えておきましょう。無断で離席して長時間業務に戻らない場合は、「職務規律違反」として問題視される可能性があるので注意が必要です。
テレワークで発生する中抜けの代表例
テレワークで中抜けが発生する理由はさまざまです。一般的には、子どもの学校に関する用事や、通院などの理由が考えられます。これらの用事は、オフィス勤務では通勤時や業務で外出したときに、ついでに済ませることができました。しかしテレワークの場合は、中抜けとして扱われることになります。
テレワークの休憩時間の取り扱い方

テレワーク時の休憩時間や中抜けは、基本的には以下のいずれかの方法で取り扱われます。
- 休憩時間として取り扱われる
- 時間単位の年次有給休暇として取り扱われる
休憩時間として取り扱われる
テレワーク中の中抜けのほとんどは、通常の休憩時間と同じように扱われます。そもそも「労働基準法」において、労働時間が6時間以上の場合は45分、8時間以上の場合は60分の休憩時間を設けることが義務付けられています。
既定の休憩時間以外に中抜けをする場合は、この休憩時間に当てはめて取り扱うことがポイントです。つまり、終業時刻を繰り下げるということです。例えば、勤務中に2時間の中抜けをした場合は、定時が17時であれば19時に繰り下げられます。
ただし、この方法で休憩時間・中抜け時間を取り扱う場合は、就業規則に規定があることや従業員の同意があることが条件です。
時間単位の年次有給休暇として取り扱われる
休憩時間として処理する以外の方法が、「時間単位の年次有給休暇として取り扱う」というものです。年次有給休暇を時間単位で取得すると、中抜けした時間分だけ年次有給休暇が消化されることになります。この場合は先ほどと異なり、終業時刻を繰り下げる必要はありません。
ただし、この方法を選択する場合は、年次有給休暇が残っていないといけません。さらに、休憩時間として扱う場合と同じく、従業員の同意が得られていることが条件です。そのため企業側は、中抜け時の取り扱い方法についてあらかじめ周知しておく必要があります。
テレワークの移動時間の取り扱い方

テレワークの場合も通常のオフィス業務と同様に、移動時間は労働時間として扱われます。つまり、休憩時間とされている時間に移動や出社などを求められた場合は、休憩時間を別途確保することになります。テレワークの移動時間の取り扱われ方について、以下の2つのパターンから解説します。
- 通勤や出張中にテレワークを行う際の移動時間
- 勤務時間の一部でテレワークを行う際の移動時間
通勤や出張中にテレワークを行う際の移動時間
近年では情報通信機器の発達により、通勤や出張などの移動時間中にパソコンなどで業務を行うことが可能です。そのうち管理者の明示・暗示の指揮命令化で行われるものについては、労働時間に該当すると考えられます。そのため、労働者は休憩時間を別途取得することができます。
勤務時間の一部でテレワークを行う際の移動時間
午前中は自宅でテレワークを行い、午後からオフィスに出勤するなど、勤務時間の一部でテレワークを行うこともあるでしょう。その際の移動時間については、使用者の指揮命令下にあるかどうかにより判断が異なります。
例えば、管理者に移動を命じられることなく、労働者側の都合で移動する場合は休憩時間として扱われます。一方で、管理者の命令により移動する場合は、動労時間となるため休憩時間を別途確保することが可能です。
テレワークのおすすめ休憩法

テレワークで休憩時間を取るときは、以下の5つのような休憩法がおすすめです。
- 散歩をする
- 短時間の仮眠をとる
- ストレッチや運動をする
- 甘いものを食べる
- コーヒーを飲む
散歩をする
テレワークのときは長時間自宅にこもることが増えるため、疲れてしまうこともあるでしょう。そんなときは、休憩時間に散歩をするのがおすすめです。外出して目の前の風景を変えて、風に吹かれながら歩くことで、ごく短時間の散歩でも大きなリフレッシュ効果が期待できます。
短時間の仮眠をとる
テレワークの休憩時間には、20分~30分前後の短時間の仮眠を取るのがおすすめです。ごく短時間であっても、仮眠を取ることで心身の疲れが軽減され、リフレッシュにつながることが期待できます。近年では、企業が福利厚生の一環として「シエスタ(昼寝)」を認めるケースも増えているので、テレワークでもぜひ試してみてください。
ストレッチや運動をする
自宅はオフィスと違って、デスクやチェアなどの環境が整っていないことが多いため、肩こりや腰痛など疲れがたまることが多いでしょう。テレワークの休憩はオフィス勤務のときとは異なり、他人の目線を気にする必要がありません。そのため、思いどおりにストレッチや運動をして、肩こりや腰痛を軽減することができます。
甘いものを食べる
休憩中は何か甘いものを食べるのもおすすめです。長時間のデスクワークのあとは、身体のみならず脳も疲れます。糖分は脳のエネルギー源になるため、休憩中に甘いものを食べることで脳の働きが良くなることが期待できます。後述するコーヒーと組み合わせると、間食の美味しさも引き立つのでおすすめです。
コーヒーを飲む
テレワークの休憩時はコーヒーを飲むのもおすすめです。コーヒーのアロマ(香り)には独特の心地良さがあるため、コーヒーブレイクを挟むことで適度な気分転換につながります。ほかの休憩法と組み合わせることで、より快適な休憩時間が過ごせるようになるでしょう。
テレワークの休憩時間にはネスプレッソのコーヒーマシンがおすすめ

テレワーク時の中抜けは、基本的には休憩時間として扱われ、中抜けの時間分だけ終業時刻を繰り下げることになります。テレワークの休憩時間は、業務の疲れからリフレッシュできるような休憩法がおすすめです。特にコーヒーを飲むことで、アロマや風味を楽しむことが気分転換につながるでしょう。
テレワークの休憩時間を快適にするためには、ネスプレッソの「コーヒーマシン」がおすすめです。厳選されたコーヒー豆は、独自に焙煎・粉砕してから、真空カプセルで提供されます。抽出の直前まで光や空気に触れないため、本格的なコーヒーを楽しめるでしょう。
ネスプレッソのコーヒーメーカーは、世界各国の一流のホテルやレストラン、オフィスで導入されています。ネスプレッソのコーヒーメーカーに興味がある方は、この機会にぜひご相談ください。
コーヒーマシン導入についてお悩みの方
「ネスプレッソ プロフェッショナル」にて
無料でのご相談も承ります。