ウィーンのコーヒー文化 ネスプレッソ

COLUMN

2023.4.11

パリのコーヒー文化
<ワールド エクスプロレーションズ>

ネスプレッソは世界中のコーヒーをユニークで典型的なスタイルでお楽しみいただくために、消費習慣、抽出方法、リチュアルなど、その地に根付いたさまざまなコーヒー文化からインスピレーションを受け、ワールド エクスプロレーションズを生み出しています。

※写真はイメージです。カプセルに乳は含まれません。

独自性のあるその土地のコーヒーを再現するために、コーヒー原産国を選び、プロセスを微調整し、最終的にカップに注がれるその一杯のコーヒーを本当に素晴らしいものにします。
ネスプレッソのコーヒーにかける情熱、独創性そしてイノベーション精神を凝縮させてつくり出したのが、ワールド エクスプロレーションズのコーヒーであり、そのエスプレッソシリーズは2022年に登場しました。その中から、今回はパリス エスプレッソをご紹介いたします。

フランスに住む方々にとって、コーヒーの飲用そのものが日常の習慣となっています。特に首都パリには非常に強固なコーヒー文化が根付いています。街のいたるところにカフェがあり、実に35,000軒以上のカフェが存在していると言われています。
フランスのカフェでは、人々はコーヒーを飲みながらゆっくりと時間をかけて話をすることを楽しみます。一人でカフェを訪れる方も、一杯のコーヒーこそが対話の相手であるかのようにのんびりと時間を過ごします。そのような日常のパリのひとコマ、風景を世界中のコーヒー好きの皆様にお届けするべく、パリス エスプレッソが誕生いたしました。

フランスの方々が好まれる味わいのコーヒーは、苦味が感じられ、コーヒー本来の甘さがあり、味わいの強さがしっかりとしたもの、である傾向があります。オリジナルの定番コーヒーで言うと、ヴォリュートリストレットアルペジオなどが、フランスでは人気の味わいです。
パリス エスプレッソは甘み豊かなコーヒーです。軽く焙煎した少量の高品質ロブスタ種コーヒーの繊細な苦味と柑橘を想わせる香りが、同じく軽めに焙煎したアラビカ種コーヒーがもたらすマイルドな穀物のような香り、ビスケットを想わせる香りを引き立てます。

また、パリス エスプレッソのカプセルやスリーブデザインもパリのカフェ文化からインスピレーションを得ています。
パリのカフェの床には印象的で上品な黒と⽩のタイルがしばしば使われています。この時代を超えたシンプルに繰り返されるダイヤ柄は目を引き、空間に奥行きと広がりを生み出します。この次々と繋がり合う不変のポイントをカプセルとスリーブにあしらいました。

フランスというと、私も学生時代に住んでいたことがあります。
ぽかぽかの春の日差しが眩しい4月に、友人の家に招かれ、そこでいただいたいちごがとても美味しく、今でもしっかりと記憶に残っています。それは香りが強く漂う、みずみずしく甘みがとっても豊かな露地物のいちごでした。
日本ですといちごはクリスマス頃にたくさん出回りますが、フランスでは3月頃から旬の時期が始まります。いちごとフロマージュ・ブランを合わせた食べ方や、いちごをふんだんに使ったタルトも人気です。

そこで今回は、パリス エスプレッソといちごのタルトのペアリングを楽しみたいと思います。まろやかでバランスのとれた味わいのパリス エスプレッソが、いちごのみずみずしさや香りを引き立ててくれます。タルト生地に使われている香ばしいバターの風味は、パリス エスプレッソの繊細な苦味とエレガントに調和します。フランスを想い起こしながら、是非このうららかな春を感じさせてくれるペアリングをお楽しみください。

パリス エスプレッソ

パリス エスプレッソ

オリジナル カプセルコーヒー)

味わいの強さ 6