
PAIRING
しっかりとした焙煎香とバランスのとれた味わいのコーヒーは、ホイップクリーム(シャンティ)ととても良い相性です。
エーグルドゥースの「シャンティ・フレーズ」は、とてもみずみずしいいちごがふんだんにちりばめられています。スポンジは軽やかながらしっとりとしていて、さらにシャンティはミルクのコクを感じさせつつ驚きの軽やかさでさっと口の中で溶けていきます。いちご、スポンジ、シャンティのバランスが絶妙です。
そのケーキをほおばり、カラフェ プアオーバー スタイル
インテンスを一口いただき、口中でのマリアージュを楽しみます。口内から鼻腔に駆け抜けるいちごの香りと、まるでドリップしたてのようなコーヒーの焙煎香が響き合います。後味で質の良いシャンティの甘みの余韻とコーヒーから香るスモーキーさが、贅沢で満ち足りたひとときを感じさせてくれます。
クラフトブリューのコーヒーをこのカラフェに抽出すると、シェアする楽しみが広がります。注ぐ前に付属のマドラーで静かにかき混ぜると、クレマの下に潜む豊かな香りを全体に行き渡らせ、それぞれのカップへ至福のアロマと味わいを分かち合うことができます。

PAIRING STORY
大切な人や仲間と分かち合う
しあわせなひと時
ネスプレッソ コーヒー アンバサダー
上野里佳
とある冬、私はフランスのストラスブールという街に一人でおりました。ちょうどクリスマスを前にした時期で、大聖堂の前の広場にはクリスマス・マーケットが広がり、さまざまな色と光できらめき、たくさんの人で賑わっていました。フランス語でヴァン・ショー(Vin chaud)と呼ぶホットワインを売る露店からは温かな湯気が立ち上り、人々はホットワインが注がれたカップを両手で持ち、手を温めながら、友人と語らいながらひと時を楽しんでいます。小さな子供を連れた家族や恋人たち、長年連れ添ったご夫婦などが笑みをたたえて楽しそうに買い物をしていました。

私はと言うと、ちょうどフランス留学中で、日本を離れてから約半年が過ぎた時期でした。長年憧れていたフランスでの生活は、目に入るもの、耳から聞こえてくるもの全てが刺激的でした。そして、異国で過ごすクリスマスは特別でした。夜になると街中が美しいイルミネーションで飾られます。通りには静寂が溢れ、空気は澄み、漆黒の星空は高く、とても美しい光景でした。特に印象的だったのは、各家の窓から漏れる灯りです。その窓の向こうでは、人々が家族や大切な仲間と共に楽しい時間を過ごしているのかと想像すると、窓の灯りがひと際明るく、温かく⾒えました。

その窓の内側、家の中ではこのような雰囲気が広がっていたのではないか、と想像しながらマリアージュを考えました。⾷事や飲み物も大切な人や仲間といただくことでより一層美味しく感じられます。そしてそこには人々の笑顔と楽しい会話があります。
1つのカプセルで複数杯分のコーヒーを抽出することのできるクラフトブリューなら、テーブルを囲む仲間と同じコーヒーをシェアすることができます。カップ1杯あたりのコーヒー量もそれぞれお好みで調節することができます。さらに、ブラックで、ミルクやお砂糖などを⼊れて楽しんだりとさまざまなアレンジも可能です。
クリスマスにはケーキを召し上がる方もたくさんいらっしゃると思います。お好きなケーキとクラフトブリューで、ネスプレッソがお届けする新しいコーヒー体験をお楽しみください。